この業界にお勤めされている人は、信用ポイントが高いです。
通信設備は1度立てちゃうとその次がないかも?と思われがちですが
まったくそんなことはなくて、1時的に工事量が減ったとしても今は、ネット社会なので
通信量もデータ量にも対応するために、設備工事やメンテナンスを定期的にやります。
ちょくちょくやる感じ。
それに日本人は安心、安全志向が強いので企業も定期的にメンテナンスの要求をしますしね。
業界の動向はどんなもん?
電気通信工事業者はNTTやKDDIなどの携帯通信業者の基地局建設投資動向に
左右されます。
私の友人がKDDIの基地局設置に関わっていますが、日本中あちこちに転勤になって
で、あちこちに基地局を設置しています。
すんげえ、忙しい!と言っています。
立てるだけじゃなくて、制御システム分野の技術も日進月歩で進展しているし
FTTP(光ケーブル)や無線LANへのニーズは急速に高まっているので
それに対応できるように努力も必要ということになります。
審査する側もそこをみます。
参考までに市場推移です、
電気通信許可業者 |
対前年伸び率 |
|
---|---|---|
平成20年 |
12470 |
0.6% |
平成21年 |
12568 |
0.8% |
平成22年 |
12847 |
2.2% |
資料:国土交通省
この業界の審査のポイント
融資、貸付、キャッシングの審査では、電気通信業は時代に対応できているか?を見ます。
もちろん、ヒアリングの際にもこういったところに重点を置いていますし、経営者の人柄もみます。
技術水準は同業他社と比較して「特色を持っているか」原価管理の状態はどうか等も確認します。
運転資金
工事建て替え資金が主体で普通は現金回収と思われていますが、手形も多いです。
ということは、手形の期日までの短期資金が必要になる場合は、つなぎ資金としての
借り入れになります。
その時に審査のポイントが参考になるでしょう。
設備資金
機械工具、車両運搬具、資材置き場、架設などになります。
審査する方は投資効果がはっきりと示されていないと判断できません。
この辺りは当たり前といえば当たり前ですが、うまくまとめられていない
ことも多いので、気をつけられたほうがいいです。
運転資金、設備投資以外の手形を割るのも銀行は時間がかかるので
その間は、早め対応ができるところを知っておくと便利です。
この業界にお勤めされている人は、信用ポイントが高いです。