3種類のリボ払い
4つある残高スライドリボルビング方式。
カードローンとキャシングは[残高スライドリボルビング」方式の返済方法がとられていて
返済方法にあるリボ払いには4つ返済方法が主流です。
- 残高スライド元利定額リボルビング方式
- 残高スライド元金定額リボルビング方式
- 残高スライド元利定率リボルビング方式
- 残高スライド元金定率リボルビング方式
「元利」と「元金」、「定額」と「定率」に分かれています。
似たような単語ですが大きく違いますので表を作ってみました。
「ふーん、こんな感じね〜」程度でさらっと目を通すくらいで全然大丈夫です。
定額 |
元金定額 |
前もって決めた一定の返済額 + 利息が毎月の返済額 |
元利定額 |
前もって決めた一定の返済額を支払っていく。 |
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定率 |
元金定率 |
前月の借入残高に定率を掛けて出した返済額 + 利息 が毎月の返済額 |
元利定率 |
前月の借入残高に定率を掛けて出した返済額 利息は返済額に含まれる | |
元金定額 |
借入残高によって利息を含まない定額がスライドする方法 | |
残高スライド |
元利定額 |
借入残高によって、利息を含む定額がスライドする方法 |
元利定率 |
借入残高に応じて定率が変わる返済方法 |
大事なのは、返済方法を適当に選ばないことです!
毎月の返済でいくらが利息で、いくらが元金に当たるのかを
ちゃんと把握しておくことが管理をしていることになります。
それが一目で分かるように、借りたお金と返済方法で
利息がどうなるのか返済額がどうなるのかの表も作っておきました!
リボ払いと分割払いの違い
分割払いは契約時に決められた支払い回数で全額を返済していく方法
リボルビング払い(リボ払い)は毎月の返済額を決めて返済していきますが、限度額以内なら
好きなだけ繰り返しても、月々の支払いは変わりません。
大抵の場合、借り入れするときに返済金額も決めるんですが
支払いが苦しい時もあることを想定して、最低の返済金額をきめておきます
これを「ミニマムペイメント(最低返済義務額)」といいます。
例えば、あなたがクレジットカードで買い物をしたら、お店の人は「お支払いは何回ですか?」と
支払い回数を聞きますよね?
カードを作るときに、リボ払いを選択したら毎月の支払い額を設定したことを覚えていますか?
支払い方法で「リボ払い」にすると、契約の時に設定した決めた金額を月々払っていくことになります。
分割払いと似ているようにも思いますが、分割払いは購入した金額を決めた回数で割って払っていく
方法なので、リボ払いとは考え方が違います。
例をあげるともっと分かりやすいと思います。
分割払いは・・・
例えば、10万円の何かを購入したとします。
支払い方法を5回の分割で支払っていくなら
2万円+利息
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図
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リボ払いを月に2万円と決めてあるなら、支払い金額は2万円になります。
利息は2万円のなかに繰りこまれていることになるので
2万円の内訳は元金+利息
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図
==============−−
ということです。
余談ですが、クレジットカードでの分割というのはあまりないので、分割で支払うなら
お店と契約している信販会社を使うことになりますので、お店で信販会社に
提出する申し込み用紙に記入し、あなたが分割払いを使えるかどうかを
お店が契約している信販会社に問い合わせてOKなら信販会社との契約に
なります。
でも、全然難しいことはありません!
まず、「@元利」「A元金」「B定額」「C定率」の意味が分かると超簡単です!
@ 元金定額リボルビング
元金定額リボルビング毎月の支払い日に借入残高に関係なく
毎月一定の金額を決めて返済していく方法です。
例えば、借入残高確定日 25日→翌月10日返済約定日(利率18%)
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図
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A 元利定額リボルビング
元利定額リボルビングはミニマムペイメント(最低返済金額)を固定する仕組みになります。
例えてみますね
最低返済金額を2万円と設定したとします。
この2万円の中からまず利息を引き、残金は元金返済に当てていきます。
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図
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B定率リボルビング
定率リボルビングは確定残債に対して5%か10%に相当する元金と発生利息利息が
最低返済金額になります。
毎月の支払い日の借入残高にある一定率を掛けて計算した金額を返済していきます。
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図
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キャッシングを利用した場合はどうなる?