土木建築業は「総合建築業」と「一般土木建築業」に分けられています。
総合建築業はいわゆるゼネコンを指していると思っておいてください。
ゼネコンも当然ながら、銀行からの融資をうけていますが
一般のそれとはまったく違います。
ゼネコンは国内の公共工事はもちろんですが、東南アジアでの鉄道とか
のインフラ整備の受注合戦が目立っていて、五洋建設はシンガポールで
地下鉄の駅舎やトンネル工事を270億円、同じくシンガポールでの違う
路線を370億円で落札しています。
まあ銀行の総合建設業のゼネコンへの審査のポイントを私たちが知ったとしても
なーーんにも意味がないでしょ?
でも、ゼネコンに勤めている人がカードローンを利用したいと、アクションを起こしたら
公務員並みにもしかしたらそれ以上に「安定している」とジャッジされますので
少々のことがあったとしても、審査で不利になることはありません。
超分かりやすいのは、住宅ローンで低い金利での設定になるので
うらやましい限りです。(いいなーーーーー)
ゼネコンを含む大手の総合建築会社の中でどんな仕事をしてようと、まったく関係ありません。
設計技師だろうとボイラー等の整備士さんだろうと、重役の運転手さんだろうと
事務だろうと、警備員だとうと全然関係ありません。
消費者金融のスコアリングでは職業ポイントが高いので、与信が出やすい
とは思います。
だからと言って、延滞を繰り返していたり、信用情報が汚れていればカードローン審査でも
キャッシング審査でもヤバイです。
審査には必ず個人信用情報を照会しますからね。
さて一般土木建築業の審査のポイントにいきますよーーー
一般土木建築業は建築法により、「3000万円以上の工事を元請けとして受けてはいけない」
と決められています。
こういった、デカい仕事は土木工事業許可業者しが受けられない決まりになっています。
土木工事許可業者からの下請け、孫請けとしてなら大丈夫なんですが
大抵の場合、工事を下請けや孫請けとして受注しても工事完了してすぐにお金が入ってくることはないんですよね
工事代金の回収までに必要な従業員の賃金、資材代金、必要な諸経費の「建て替え払い工事費」が発生します。
現金や資金がが潤沢にあればいいのですが、大きな工事になればなるほど
入ってくるお金もデカいですが、出ていくお金もデカくなっちゃううんです
だから、「つなぎ融資」としての借り入れを行います。
審査のポイントは発注元の信用度、資金計画です。
数千万円の大きな仕事でなくても、小さい仕事を途切れなくしていることが安定なので
どこでもそういう仕事を欲しいと思っています。
お金もうまく回っているときはいいのですが、突発的になにかあった時に頼りになるところを
キープしておくのも一つの戦略なので、ひとつふたつキャッシングができるカードを作っておいてもよいでしょう。
会社が銀行から借りるには、審査に時間がかかりますし、会社の借金を社長個人の保証をつけることを
ほとんどの銀行はやっていますからね、そういうもんです。
土木建築関係にお勤めされている人の審査基準
土木建築関係にお勤めされている人のカードローンやキャッシングの審査のポイントは
一番は保険証の種類になります。
土木関係の社会保険には2つあって
@全国土木建築国民健康保険組合
A府管掌健康保険
どちらも社会保険なのでそんなに大きくは違いはありません。
ちょっと問題なのが、@Aにも含まれない、個人で入っている「国民健康保険」の
場合です。
審査で保険証のどこをみるのかというと「いつからこの保険に入っているか?」なんです。
保険証には必ず、加入日の記述がありますから、そこで勤務年数の確認の裏付けを
とるんです。
国民健康保険はあくまでも個人で入るものなので、勤務年数は申告を信じるしかないので
この点ではマイナスのポイントになります。
カードローンでもキャッシングでも必ず、在籍確認をとりますが、小規模の会社であれば
仕事で事務所に全員がいないということもあり得ます。
そして、すぐに在籍確認が取れないかもしれない場合の対処
つまり、いつなら在籍確認がとれるか?ということをまったく考えていなくて
そのまま、融資に至らなかった。というケースも結構あります。
審査がそこで止まっていてそのまま、おじゃんになった場合でも、あなたの信用情報には
しっかり記録されていますので、記録上は審査に通っていないということになります。